循環している石油給湯器まわりの給湯配管を切り回し
灯油(石油)給湯器配管切りまわし N邸 五所川原市
石油給湯器は(石油ボイラー)は、お湯をつくる機器ですが、そのお湯は配管によって 各給湯箇所へ運ばれていきます。
その給湯配管はただ給湯箇所(蛇口等)まで、単純にまっすぐ配管している場合もあれば、往復の配管を組んでいる場合もある。 また、その往復の配管にポンプをつけて機械強制的に循環させている場合もあります。
一般住宅の場合は、ほぼ単純にまっすぐ配管する場合がほとんどですが、この度のNさんのお宅の場合は、新築工事の際きちんと考えて施工された業者さんの仕事だな。と感心しました。
石油給湯器(ボイラー)の上部に付いているのは、循環ポンプで お湯の配管を往復させ システムを組んでいました。
その循環ポンプから漏水していると連絡がありました。
循環ポンプの漏水というと、内部のメカニカルシールだろうというのが容易に想像できるのですが、メーカーが三洋電機でした。
三洋電機はみなさまご存じのとおりパナソニックの完全子会社になり、ポンプ事業から撤退しましたので、部品供給がなくなりました。
同程度の能力のポンプが現在では、製品としてありませんし、大きい能力のポンプは過大設備ですし、給湯配管自体にさらに負担をかけることになります。
お客様との相談の結果、循環ポンプをはずしてパイプをつなぎ、システムを変えましょうという事にしました。
循環ポンプがなくなりました。
お湯の勢いが従来より少しなくなりましたが、使えない程ではなく、ほとんどのお客様はこのシステムて使っているので、大丈夫だと思います。
注: 我が社は事前に見積をして、お客様から了解のうえ始めさせていただいております。