給湯ボイラー取替え
給湯ボイラー取替えの依頼です。
給湯ボイラーは10年一区切り。
メーカーの部品対応も切れ、在庫が順次なくなります。
皆さま案外忘れがちですが、灯油(石油)給湯ボイラーは、内部に燃焼装置がついています。当然機械ですので経年劣化しますが、この燃焼装置の経年劣化は侮れません。
石油給湯器や屋内式ガス瞬間湯沸かし器など経年劣化による事故について公表した。2009~2013の5 年間にNITEに届け出があった同制度の対象品目の事故は94件。そのほとんどが使用開始から10年以上経過した製品で発生しており、特に14年以上経過すると事故が増えていた。《日本経済新聞より抜粋》 |
万が一事故を起こせば、火災や一酸化炭素中毒で生命の危険にまで及びます。住宅設備の中で、一番危険なものと認識して下さい。以上のことから、10年を超えたボイラーは、軽微な修理で対応可能な場合を除き、交換をおすすめしています。
10年経ってなくても、例えば、
●排気筒・煙突からススが出ている。
●普段は気にならないが、ボイラーが動けば、排気ガスまたは灯油のにおいがする。
●ボイラーが動いたとき、ババババと変な音がする
●振動が激しい。 等々・・・
これらは、燃焼系異常の代表的な症例なので、直ちに使用を停止しコンセントを抜き、灯油コックを締めて下さい。
話がそれましたが、S邸様です。
交換後です。
取り替えた石油給湯器(給湯追焚付ボイラー)
直圧式 FFタイプ 給湯能力:33,000Kcal/h ふろ能力:12,500Kcal/h 省エネ基準達成率101% |