追焚付給湯ボイラーの取替えと凍結防止のため電気パネルヒーターを取付けました

お湯が急に水になり、お湯が出ない とお電話をいただき、お伺いしました。
お湯の配管から水が出る、シャワーからお湯が出ない
という場合は、まず最初に給湯ボイラー(給湯器等々)を疑ってください。
M様のお宅は、ボイラー設置場所が青森県内では珍しくなりましたが、離れの小屋にありました。
20年くらい前までは、こういうお宅が多かったのですが、最近では、ほぼ住居と同じ建物内に設置していますね。
バーナーがススだらけで、ボイラー缶体からの漏水もありました。 離れの小屋にあったので、過去何回も凍結したいうことで、 この期にボイラーを新しくされて、以後凍結しないように、電気パネルヒーターをおすすめしました。
離れの小屋に設置する場合、一番怖いのは《凍結》です。
一般的に水は凍結すると、10%膨張しますので、配管材やボイラーの缶体が膨らんでしまい無理がかかります (圧力が上がると、凍結温度は0℃から下がります。)ので、破裂しても離れだと気づかないんです。
よろずプランマーでの対応策として、以下の写真のようにしました。

凍結対策として、「電気パネルヒーター」を設置しました。
この電気式のパネルヒーターは、100V仕様なので、一般家庭でも使え、しかもサーモスタッド内臓なので、気温が低くなれば、勝手に通電して暖めてくれます。
要は、凍結しなければいいのですから、部屋の温度が10℃度とか20℃なんて必要なく、しかも煙突の熱もありますから、5℃設定でも稼働時間は、夜間のみの通電のはずです。
M様は、ご高齢のおばあちゃんお一人ですので、冬になったらコンセント入れてね! 的な設備だと、不便だし お忘れになる可能性もあるので、このような安全を確保した自動的な設備の方が、安心この上ありません。
取り替えた石油給湯器(給湯追焚付ボイラー)
貯湯式 FFタイプ 給湯能力:31,100Kcal/h ふろ能力:12,900Kcal/h 省エネ基準達成率100% |
取り付けた電気パネルヒーター 電気パネルヒーター NX-250(100V) インターセントラル 最大放熱量:215Kcal/h 消費電力:250W |