灯油(石油)給湯器まわり配管 M邸 五所川原市

石油給湯器まわりの配管を新しくしました。

灯油(石油)給湯器まわり配管M邸五所川原市

▷完成

ところで、石油給湯器(給湯ボイラー)を設置する場合は、機器に給水管と給湯管をつなげばOKという訳ではありません。

機器の形式にも寄りますが、上の写真のような、貯湯式ですと、《減圧弁》と《安全弁》が必須です。

 

↑減圧弁 ↑安全弁

 

✔減圧弁は名前のとおり圧を減する弁で、ボイラーに給水する時に給水圧を減する弁です。

ボイラーの規格上(貯湯式の規格上)使用条件として、給水を0.1Mpa以下まで減圧することが決められていますので、この弁を付属します。

 

✔安全弁はこれも名前のとおり安全装置の弁なのですが、これも、規格上決められています。

万が一、圧力が0.1Mpaを超えた場合は、この安全弁から熱湯を逃します。

 

ちなみに、《減圧弁》は逆止弁も一緒に内蔵されているものが多く、これも法律規格上決められていて、法律上は一度ボイラーに入った《水》は、口に入れることは許されず、万が一何らかで汚染された水(ボイラーで沸かしてお湯になりますが)給水管本管に逆流しないよう、ここでストップさせる弁です。

 

よくDIYで、ボイラーを自分で設置するというとんでもない記事がネットで見受けられます。給水や給湯に関することは、実際人間の口に入るものです。なので、いろんな法律でがんじがらめに保護されて、工事方法が厳格化されています。さらに給水管は、道路下を経由して市町村単位で、いわば一本化され全世帯つながっています。 自分だけの問題ではないことを是非肝に銘じてほしいと思います。

 


工事内容:既設配管撤去、給水管・給湯管配管、ヒーター巻き、保温工事

注: 我が社は事前に見積をして、お客様から了解のうえ始めさせていただいております。

工事期間:1日